第2回大阪がん・生殖医療ネットワークキックオフ会議

【2017年5月18日】第2回大阪がん・生殖医療ネットワークキックオフ会議

JCHO大阪病院会議室にて第2回大阪がん・生殖医療ネットワーク会議が開催されました。

参加者は29名で、産婦人科医師(5大学・ART施設・がん治療施設・周産期センター)の他、小児科医師(大学・小児センター)が集まりました。

最初に、がん治療の現状を学ぶために、大阪国際がんセンター婦人科部長の上浦祥司先生より「婦人科がんの妊孕性温存について」と、大阪母子医療センター血液・腫瘍内科の清水真理子先生より「小児の骨髄移植前治療の変遷と長期フォローアップ外来の現状」の2題の講演がありました。

その後、前回会議後に実施された妊孕性温存に関するアンケート調査の結果がJCHO大阪病院の大八木知史先生より報告されました。現在大阪府でも多くの実施例があるものの、多数のがん治療医がどこの施設へ紹介すればよいのか分からず困っている様子で、がん治療側と生殖医療側の連携が望まれているという結論でした。

最後に本ネットワークの情報を公開するためにホームページの作成に関する提案が、HORACグランフロント大阪クリニックの井上朋子先生より紹介されました。治療内容や施設情報公開のために施設責任者の同意を確認する必要があるとの意見があり、これを取りまとめてから治療可能施設一覧表を掲載することになりました。

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